インタビュー

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患者さまの不安はできるだけ早く解消したい。だから、まずはお話をしっかりとお聞きし、患者さまに合わせた診断をいたします

もともとは医学の基礎研究者に憧れていましたが、今は患者さまと向き合う臨床医が自分の天職だと思っています。患者さまのお声をしっかりと聞き取り、迅速で症状に適した治療方針を立てるよう心がけています。

先生が医師を志した理由と、医師として力を入れて学んできたことを教えてください。

父も祖父も医師という医師の家系に生まれたことがきっかけで、自然と医師の道を歩んでいました。もともとは医学の基礎研究に興味がありましたが、人の身体そのものを診ることにやりがいを感じ、臨床の道に進みました。現在は患者さまと向き合う臨床医こそ自分の天分だと思っています。そして診療にあたっては、基礎医学からくる科学的な目も失ってはいけないと、いつも心に留めています。

大学卒業後は水戸の国立病院で外科の医師として勤務し、手術だけでなく麻酔の投与から救急医療などに満遍なく対応していました。一時期3年間ほど休職して、米国のイェール大学、胸部心臓外科にポスト・ドクトラル・フェローとして留学し、実際の患者さまへフィードバックできる臨床研究に携わったこともあります。そして、現在の医院に来てから、地域の医院の医師として、内科の患者さまも診るようになりました。

診療にあたって、心がけていることはありますか?

できる限り、患者さまの生の声から悩みを汲み取り、身体を直接診て診断し、迅速で症状に適した治療方針を決められるよう心がけています。専門領域を超える疾患であっても共に考え、適任の医師を選び、病診連携を図っていきます。

患者さまのために、努力していること、これから努力していきたいことはありますか?

エコーや内視鏡などの検査については、検査を受けられる方は不安を抱えているので、早めにわかるものに関しては検査結果をお伝えし、治療の方向性を一日でも早く決めていくよう努力しています。

また、患者さま一人ひとりのペースに合わせて、しっかりとお話を伺いたいと思っています。しかし患者さまの負担を減らすために、待ち時間をできるだけ短縮したいとも思っています。そのため、スタッフの人数を増やし、まず受付で来院経緯をお聞きし、さらに看護師が詳しく症状を伺っています。患者さまが訴えていることの的をはずさずに、私の診察へとつなげていくためにも、志を同じくする看護師・医療事務のスタッフと共に研鑽に励み、さらなるレベルアップをしていきたいと思っています。